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主に理容師美容師国家試験の学科対策を中心に… 断言はできないがw
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デザインカットについて質問がありました。

展開図とともに簡単に説明します。
まずは、ワンレングス

左側が展開図です、縦スライスで頭皮に対して直上線に引き出しています。
上部の髪が長く、下部の髪が短く、上下の髪の毛が作る角度が45度です。
引き出したスライスをコームで梳くと右の図になります。
上部の毛も下部の毛も下方で同じ長さでそろっています。
ワンレングスですね、これを後から見るとカットラインが横一線に見えます。

次にスクエア

上下の髪の長さが同じで、上下の髪の毛が作る角度は90度です。
同じ長さの髪の毛が重なり合うので、頭部全体に同じボリュームのスタイルになる。
(頭部全体で見ると、頭は丸いので、頭の張っている部分、地球でいえば赤道の部分は短く北極南極の部分は長くなります)

ワンレングスとスクエアの右側の図を見比べてください、全く違うでしょう。

続いてグラデーション


少しややこしいですが、上下の髪の毛が作る角度は45度と90度を含まないその他色々な角度を持ちます。45度だとワンレングス、90度だとスクエアになってしまうので…上の展開図だと60度くらいでしょうか。
右の図を見てください、スクエアよりも上側の髪が長くなっていますね、これが段差になります。
実際のカットでは段差なんてあるのは下手なカットなのですが…教科書的な表現ということで理解してください。
では、上下の髪が作る角度が45度を超える場合は、ワンレングスよりも上側の髪の毛が長くなり、髪の毛の内側に段差ができるのでインサイドグラデーションと言われます。

最後にレイヤー


上部の髪の毛が短く、下部の髪の毛が長くなっていて、上下の髪の毛の作る角度は90度より小さくなります。(ここだけ下部の角度になっているのはおかしいと思いますが)
上部の短い髪が、下部の長い髪に重なり、層状に重ねるということになります。
フォトショップなどのソフトでいうレイヤーと同じですね。

グラデーションだと上の髪の毛が長いので、形は崩れにくいが動きが小さく、重い感じになります。
レイヤーだと動きのある軽い感じのヘアスタイルができることになります。

ご理解いただけましたでしょうか?

上記の4枚の展開図もよく憶えていてください。出題されることも多いです。

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理容理論対策は今日で最後になります、トリートメントを投稿します。

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少々間が空きましたが、今日は理容マッサージを投稿します。

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今日はシャンプーイング&リンシングを投稿します。

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今日は理容クリニックを投稿します。


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