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主に理容師美容師国家試験の学科対策を中心に… 断言はできないがw
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理容理論対策は今日で最後になります、トリートメントを投稿します。

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ヘアトリートメント
 毛髪をなめらかにし、櫛やブラシの通りをよくし、静電気を防ぎ、傷んだ毛髪を健康な状態に近づけ
 枝毛や切れ毛を防ぎ、毛髪のうるおいやつやを保つようにする技術。

 毛髪に対する処理、処置、手当などの意味を持つ

 物理的損傷(形態的損傷)
   機械的刺激や摩擦、熱、乾燥などにより起こる

 化学的損傷(質的損傷)
   パーマネントウエーブ剤や染毛剤の成分の還元剤や酸化剤、酸やアルカリ、
   アルコールなどの溶剤や界面活性剤によって毛髪成分が変化して起こる。

ヘアトリートメントの種類
 パーマネントウエーブ用トリートメント
  プレトリートメント
   毛髪の損傷部分(特に毛先)にトリートメント剤やPPT(ポリペプチド)を塗布する。

   促進タイプ
    かかりにくい毛髪に対しコールドパーマネントウエーブ用剤の1剤を2倍に
    薄めたもので処理する。

   抑制タイプ
    損傷毛に対しプレトリートメント剤やオイルなどを用いてかかりにくくする。

  アフタートリートメント
    パーマネントウエーブ施術後に、はりやつやを回復し、損傷の進行を防止するために行う。

   ヘアカラー&ヘアブリーチ用トリートメント
  プレトリートメント
   ヘアカラーやヘアブリーチの仕上がりが均一になるためと毛髪の損傷を防止するため
   毛髪の損傷部分にPPT(ポリペプチド)を塗布する。

  アフタートリートメント
   染毛後の毛髪から色素の流出を防止するため
   カラーキープトリートメント剤や食塩水を使用してヘアトリートメントを行う。

 損傷毛トリートメント(リコンディショニングヘアトリートメント)
  トリートメント剤やPPT(ポリペプチド)、ワックス、NMF(天然保湿因子)
  などを充てんする。

 毛質改善トリートメント
  弾力のコントロール方法
   グリセリン、プロピレングリコール、ピロリドンカルボン酸、ヒアルロン酸ナトリウムなどの
   保湿剤を活用すれば、弾力を低下させてしなやかにすることができる。
   弾力を与えるためには、ケラチンポリペプチドなどを活用する。
   
   硬毛軟化トリートメント(ソフトニングヘアトリートメント)
    欧米ではカチオン界面活性剤のシャンプーで軟化できる。
    硬毛の場合はコールドパーマネントウエーブ用1剤を用いる。

   軟毛硬化トリートメント(ボディアップヘアトリートメント)
    毛髪の微細間隙に合成樹脂エマルジョンあるいはアルコール溶液を浸透させ
    水に難溶性の合成樹脂を毛髪組織内に充てんし硬化させる。

   縮毛矯正トリートメント(ストレートニングヘアトリートメント)
     コールド2浴式縮毛矯正剤または加温2浴式縮毛矯正剤を使って毛髪を十分軟化させ
     コームで丁寧に伸ばすか、矯正用のアイロンでゆっくり伸ばしていく。

スキャルプトリートメント
   頭皮の保護処置という意味
   目的頭皮の保護・手当と共に、頭皮や毛髪を清潔にして血液循環をよくし、
   皮脂の分泌や角質の代謝などの皮膚の生理機能を正常にし、その健康と
   毛髪の生長を促進すること。

  ベーシックスキャルプトリートメント(正常な頭皮に対する処置)
   シャンプーを行い、養毛料・育毛剤を使用してヘッドマッサージを行う。
   頭皮の生理機能を高め、正常な状態を維持するためのトリートメント。

  ドライスキャルプトリートメント(荒れ症頭皮に対する処置)
   脂肪膜の脂質が正常以下に減り、潤いがない荒れ症頭皮に対して行う。
   保湿力のあるシャンプー剤、アルコール分の少ない養毛料・育毛剤を使用する。
   さらに油分を補給するとよい。

    荒れ症肌の原因
    ①季節の変化や生活環境による乾燥
    ②シャンプー技術の不良やシャンプー剤の不適切な使用
    ③ビタミンA、Dおよび脂質の不足による頭皮の角化異常
    ④高血圧、アチドージス(酸性)体質、胃腸障害、貧血、全身衰弱など

  オイリースキャルプトリートメント(あぶら性頭皮に対する処置)
   脂肪膜の脂質が正常以上に多く、その膜が厚くなっているあぶら性頭皮に対して行う。
   脱脂力のあるシャンプー剤を使用して皮脂を取り除き、ビタミンB2、B6を含んだ
   アルコール分の多い養毛料・育毛剤を塗布するとよい。

  ダンドラフスキャルプトリートメント(ふけに対する処置)
   ふけは乾性と脂性、及び両者の混在性に分けられる。
   乾性のふけ(尋常性乾性落屑)脂性のふけ(尋常性湿性落屑)に区別される。

   乾性のふけは頭皮の乾燥が直接の原因
    頭皮に含まれている脂質類似の油分を頭皮に補給する。
    脱脂力の強いシャンプー剤の使用や、皮脂を奪う強いアルコールを含む養毛料・育毛剤は禁物
    保湿力のあるものを使用する。

   脂性のふけは男性ホルモンの刺激過剰による脂腺の異常発達が原因
    頭皮の毛細血管の血液循環をよくしながら、頭皮から皮脂を取り除くこと。
    脱脂力の強いシャンプー剤を使用し、皮脂のはたらきを抑えるために
    ビタミンB2、B6などの含まれる養毛料・育毛剤を塗布するとよい。

    皮脂が多すぎるのか、反対に少なすぎるのかをよく確かめたうえで処置しないと、
    かえって逆効果になってしまうことがある。

  イッチレススキャルプトリートメント(かゆみ防止処置)
    疼痛神経(痛覚神経)に一定以内の刺激が加わると、かゆみという感覚を引き起こす。
    頭部への刺激としては、汗や皮脂などの分泌物、空気中のごみやほこりに含まれている
    細菌・微生物、花粉などや、ヘアケア用品のシャンプー剤、リンス剤、整髪料などに含
    まれる界面活性剤、殺菌剤、色素、香料など、皮膚の常在菌の異常繁殖、不飽和脂肪酸や
    過酸化脂質など。
    
    刺激の少ないシャンプー剤で丁寧に洗うこと。
    常在菌が影響している場合は殺菌剤の含まれているシャンプー剤を使用する。
    どうしてもふけやかゆみが収まらない場合は、普段使っている化粧料などを一切やめて
    経過をみることが必要。
    皮膚科の医師の指示を仰ぐ。

  ヘアグローイングスキャルプトリートメント(脱毛防止育毛処置)
    脱毛根の状態や頭皮の状態をチェックし、お客様の相談に対して専門家としての処置を行う。
    細胞賦活剤や血行促進などの効果がある養毛料・育毛剤を塗布する。
    塗布の際、毛孔やその周辺を清潔にして養毛料・育毛剤が浸透しやすい状態にしておく。
    即効作用がないのでお客様との二人三脚で気長に改善していくという姿勢も必要。

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