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主に理容師美容師国家試験の学科対策を中心に… 断言はできないがw
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エクセルの表をテキストに変換しているので読みづらくてすみません。
エクセルをHTMLに変換して貼り付けてみました。
少しは見やすいかな。

感染症対策

法律上の分類
一類感染症 二類感染症 三類感染症 四類感染症
エボラ出血熱 急性灰白髄炎(ポリオ) コレラ E型肝炎
クリミヤ・コンゴ出血熱 結核 細菌性赤痢 A型肝炎
痘そう ジフテリア 腸管出血性大腸菌感染症(O-157) 黄熱
南米出血熱 重症急性呼吸器症候群(SARS) Q熱
ペスト 腸チフス 狂犬病
マールブルグ病 鳥インフルエンザ(H5N1) パラチフス 炭疽
ラッサ熱   鳥インフルエンザ(H5N1以外)
 
ボツリヌス症
マラリア
野兎病

侵入門戸別の分類
呼吸器系感染症 消化器系感染症 動物媒介 直接接触や傷口
重症急性呼吸器症候群(SARS) 急性灰白髄炎(ポリオ) ペスト 後天性免疫不全症候群(エイズ)
ラッサ熱
痘そう コレラ 黄熱 性器クラミジア感染症
ジフテリア 細菌性赤痢 狂犬病 梅毒
インフルエンザ 腸チフス マラリア 破傷風
百日せき パラチフス 日本脳炎  
麻しん 腸管出血性大腸菌感染症(O157) デング熱         
結核    

病原体別の分類
細菌 ウイルス クラミジア リケッチア
ペスト 重症急性呼吸器感染症(SARS) オウム病 Q熱
コレラ 性器クラミジア感染症 つつが虫病
細菌性赤痢 痘そう トラコーム(トラホーム) 発疹チフス
ジフテリア ラッサ熱  
腸チフス 急性灰白髄炎(ポリオ)
パラチフス 狂犬病
腸管出血性大腸菌感染症(O-157) インフルエンザ
ウイルス性肝炎 スピロヘータ 原虫
感染症 後天性免疫不全症候群(エイズ) 梅毒 マラリア
破傷風 ワイル病 クリプトスポリジウム症
百日せき 麻しん  
結核 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
 
デング熱

微生物の大きさ
 スピロヘータ > 細菌  > リケッチア > クラミジア  > ウイルス

微生物の構造
芽胞
    炭疽菌、破傷風菌
    環境が生育に不適当な状態になると、細胞内に芽胞という耐久形をつくる
    熱や乾燥などに対して抵抗が強い。100℃の加熱にもかなりの時間耐えることができる

細菌の成分                                        
    細胞の成分の約80%は水分である

ウイルスの構造
    DNAとRNAの2種類があるが、ウイルスはいずれか1種類だけを持っている

リケッチア    生きた細胞内で発育する
    吸血昆虫やダニ類の媒介によって人体に感染する

ウイルスの生活現象
    発育、増殖が生きた細胞の中だけで行われる


ウイルスの変異
    生活環境に適応してしばしば変異を起こし、強毒または弱毒となる
    インフルエンザウイルスには強い変異性がある

微生物の増殖と環境の影響
細菌の増殖
    菌体の2分裂によって行われる

細菌に対する環境の影響
水分    十分な水分が必要
温度    温度によって大きな影響を受ける
      至適温度は37℃前後

酸素
好気性菌   発育のために酸素が必要な細菌  結核菌 百日せき菌
嫌気性菌   酸素の存在が有害で、酸素があると発育できない 破傷風菌
通性嫌気性菌 酸素があってもなくても発育できる細菌 腸内細菌

紫外線    細菌の発育には紫外線は有害
    波長253.7nmの紫外線が殺菌力が強い

ウイルスの増殖・宿主細胞との関係
宿主細胞の表面に吸着し、次いでウイルスが細胞の中へ侵入する、この時ウイルスが壊れて
解体するが、その後、解体成分が成熟して新しいウイルスとなり、増殖が起こる。
増殖したウイルスは再び細胞外へ遊出する。
細胞吸着→細胞内侵入→細胞内における成熟と増殖→細胞外遊出

汚染・感染及び発病
人体と病原体との接触
人体に付着した病原体は皮膚または粘膜から侵入をはかる
口、鼻、呼吸器、消化器、泌尿生殖器などの粘膜が侵入しやすい

感染
人体に侵入した病原体が一定の部位に定着して、そこに拠点をかまえ、増殖する状態をいう。
病原体の定着する部位は、その種類によって大体決まっている。
病原体が侵入しても、発育増殖することができず、殺滅されて体外に排除されてしまう場合には
感染といわない。

不顕性感染
感染していても発病していない状態

持続性感染            
ウイルスの感染を受けた宿主が、そのままの状態で長期間にわたってウイルスと
共存し続けている状態


日和見感染
健康人であれば通常感染を起こさないような弱毒の病原体によって感染、発病を起こすこと

発病        
病原体に感染して人体内部の組織や臓器に何らかの病的変化が起こる場合

潜伏期
病原体が体内に侵入してから最初に病状が現れるまでの期間
感染症に種類によってほぼ一定している

予防接種のワクチン
定期予防接種
ジフテリア、百日せき、急性灰白髄炎(ポリオ)、麻しん(はしか)、風しん、日本脳炎、
破傷風、結核、インフルエンザ

生ワクチン    
毒性の弱い病原体又は人工的に毒力を弱めて変異させた病原体を用いて作った製剤
生きたままの状態で使用される。
ポリオ、麻しん、黄熱、風しん、BCG
急性灰白髄炎(ポリオ)は経口投与(口から飲む)            
2012年に予防接種が不活化ワクチンに変わり、注射になったため、
出題されるかどうかは微妙。

死菌ワクチン    病原体を温熱、薬剤などで死滅させてつくられた製剤
(不活化ワクチン)
    コレラ、ペスト、日本脳炎、インフルエンザ、狂犬病、百日せき、B型肝炎

トキソイド    抗原性を変化させないで無毒化させた製剤である
(無毒化毒素)    ジフテリア、破傷風、ガス壊疽

感染源
人体感染源
潜伏期保菌者
感染し発病するまでの潜伏期の間に、すでに排菌している場合

病後保菌者
症状がなくなり一見治ったように見えるが、完全に菌が体内から
消失していない時期の患者

健康保菌者
病原菌が体内に侵入して感染を起こしているのに、本人が自覚せず健康者と
同じように生活しているもの


感染症の概要
病名 分類 潜伏期 病原体 感染源
ラッサ熱 一類 6~21日 ラッサ熱ウイルス 感染者やネズミの唾液、尿と直接接触、空気感染は無い
症状・特徴・予防 頭痛、発熱、全身倦怠感、咽頭炎、咳、胸痛、腹痛。
西アフリカのラッサ村で発生、ワクチンはないが治療薬あり。
 
結核 二類   結核菌 飛沫感染・塵埃感染
症状・特徴・予防 1935~1950年死亡順位の首位 罹患率10万対20台まで減少した。 
いまだに年間約3万人の患者が登録されている。
 
鳥インフルエンザ(H5N1) 二類   鳥インフルエンザウイルス ニワトリの糞や羽を大量に吸い込む
症状・特徴・予防 東南アジアなどで鳥から人に感染。
2008(平成20)年四類から二類感染症へ変更された。 
致死率60%。新型インフルエンザへの変異が心配される。
 
急性灰白髄炎(ポリオ) 二類 7~12日 急性灰白髄炎ウイルス        (ポリオウイルス) 経口感染・排泄物
症状・特徴・予防 別名小児マヒ。 WHOにより2000年までにポリオを根絶する計画が決議された。 
予防には予防接種の完全実施。
2012年9月に不活化ワクチンへ変更
 
コレラ 三類 数時間~5日以内 コレラ菌 経口感染
症状・特徴・予防 日本には常在しない。 激しい下痢、(コメの研ぎ汁様)。
患者の発見、汚染物の消毒。
 
細菌性赤痢 三類 1~7日 赤痢菌 経口感染
症状・特徴・予防 1975(昭和50)年以降年間1000人前後の発生。 
激烈な下痢、血液の混じった粘血便。
飲み水用の井戸などの汚染防止と消毒。
 
腸管出血性大腸菌感染症(病原性大腸菌O157) 三類 4~8日 病原性大腸菌O-157 経口感染
症状・特徴・予防 有病者の累計9000人 大腸菌の中でも毒力の強いベロ毒素を出す。
O-26、O-111による場合もある。熱に弱く75℃1分以上の加熱で死滅。
 
狂犬病 四類 2~8週間 狂犬病ウイルス 唾液を通じて感染
症状・特徴・予防 精神症状でうつ状態になり、筋肉のけいれん、水を怖がる。
飼犬の予防注射。
国内では感染例ほぼ0。発病すると致命的。
 
マラリア 四類 10~20日 マラリア原虫 ハマダラカに刺される
症状・特徴・予防 年間50~70人、輸入例が多く国内感染例はほとんどない。カの駆除。
 
病名 分類 潜伏期 病原体 感染源
A型肝炎 四類   A型肝炎ウイルス 経口感染
症状・特徴・予防 以前には流行性肝炎と呼ばれていた。持続性感染がなく、慢性肝炎へ移行しない。
 
B型肝炎 五類 1~6ヶ月 B型肝炎ウイルス 直接接触・輸血・垂直感染
症状・特徴・予防 以前には血清肝炎と呼ばれていた。
母子感染(垂直感染)予防対策が行われている。
10~15%が慢性肝炎を発病し、肝硬変、肝がんへと進展する。
感染者の20~30%が急性肝炎、約2%が劇症肝炎となり致死率70%
 
C型肝炎 五類   C型肝炎ウイルス 輸血
症状・特徴・予防 輸血による感染が主。献血の検査で発生は大幅に減少した。 
半数以上の人が慢性化し、肝硬変、肝がんに進展する。
 
インフルエンザ 五類 1~3日 インフルエンザウイルス 飛沫感染
症状・特徴・予防 感染力が強く、周期的に大きな抗原変異が起こる。悪寒、震え、38~40℃の発熱。
患者の分泌物に汚染された器物を介しても感染する。
 
後天性免疫不全症候群(エイズ) 五類 数ヶ月~約5年 ヒト免疫不全ウイルス 直接接触・輸血・垂直感染
症状・特徴・予防 日本では1985年患者確認。感染の有無は6~8週間後に抗体検査で判定できる。
免疫力が低下し日和見感染を起こす。感染力は極めて弱い。
血液体液に注意する。かみそりは使い捨てか確実に消毒する。
 
梅毒 五類 1期ー3週間後     2期ー3ヶ月後     3期ー5~20年 スピロヘータ    (梅毒トレポネーマ)             
直接接触・輸血・垂直感染
症状・特徴・予防 日本では1512年に出現。
後天性梅毒、
第一期硬性下疳、鼠径リンパ線の腫脹(横痃、横根)
第二期発熱、頭痛、赤い発疹
第三期内臓(大動脈、心臓、肝臓、脳、脊髄)
先天性梅毒、胎児、乳児、遅発性がある。
患者との直接接触を行わない。
 
麻しん(はしか) 五類 10~14日 麻しんウイルス 飛沫感染
症状・特徴・予防 別名「はしか」1~6歳がかかりやすい。コプリック斑。
1度かかると生涯かからない。定期の予防接種。
 
新型インフルエンザ 新型インフルエンザ等感染症 新型インフルエンザウイルス 一般のインフルエンザと同じ
症状・特徴・予防 鳥類のインフルエンザがヒトからヒトへ感染するようになったもの。
一般の人に免疫がないため、世界的大流行を起こす危険性がある。
 
百日せき 予防接種法 1~2週間 百日咳菌 飛沫感染
症状・特徴・予防 乳幼児に多い、4~5歳以下。5~9月に多く発生する。
1度かかると生涯かからない。
定期の予防接種、汚染物の消毒、患者に近寄らない。
 
風しん(三日はしか) 予防接種法 2~3週間 風しんウイルス 飛沫感染
症状・特徴・予防 「三日はしか」、発疹をともなう軽症の病気、1度かかると生涯かからない。
垂直感染で「先天性風しん症候群」。
定期の予防接種。
女性は必ず受ける。

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