忍者ブログ
主に理容師美容師国家試験の学科対策を中心に… 断言はできないがw
[11]  [10]  [9]  [8]  [7]  [6]  [5]  [4]  [3]  [2]  [1
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

量も多く範囲も広い科目です、ただ問題的には単語を選ぶものが多いので、何度か目を通せばいけるかも…

保健人体対策

組織 同じ種類の細胞同士が集合し、特有の形とはたらきを持つ細胞集団。

上皮組織 体表面(皮膚や粘膜)やそれに続く内臓の内壁を覆う組織

結合組織 体内に広く分布し、組織や器官を互いにつなぎ合わせている。
他の組織と違って細胞が少なく、細胞の間をうずめる基質が多い。

支持組織 硬くて一定の形を保ち、体を支える組織で、軟骨組織と骨組織がある。

筋組織 骨格筋、平滑筋、心筋の3種がある。

神経組織 脳、脊髄、末梢神経などをつくっている組織。

血球
赤血球
円盤状で、中央はくぼんで表面積が広く、変形しやすい。
内部にはヘモグロビン(血色素)が含まれる。
血液中のヘモグロビン量、男性14~18g/dl、女性12~15g/dl。
減少した状態を貧血と呼ぶ
赤血球の役割は酸素の運搬

白血球
白血球はいずれも体の防衛に貢献している
貪食作用(食作用) 好中球やマクロファージが、細菌や異物を無差別に摂食し消化して処理する

血小板
血液凝固に深く関与している

フィブリンは血餅をつくり血液を凝固させる

血漿
淡黄色で粘りのある透明な液体
91%が水分、7%のアルブミンやグロブリン、フィブリノゲンなどのタンパク質を含む

骨格器系
骨の種類と構造 骨は、体重の20%の重さをしめる

骨と軟骨
軟骨 骨の関節面、結合部、耳介にある
骨の成長、ことに骨の長さを増す
骨の関節運動を円滑にする
外力の衝撃をやわらげる


緻密質、海綿質、髄腔、骨膜の4部に分かれた構造
血管や神経の通路であるハヴァース管がある

骨髄 血球成分である赤血球、白血球、血小板を作る重要な働きをもっている
赤色骨髄 造血作用を持つ骨髄、赤い色をしている
黄色骨髄 造血作用を失った骨髄、脂肪組織で埋まって黄色く見える

骨膜 骨の外表面を包む薄くて丈夫な膜

新生児の頭蓋泉門
泉門 新生児の頭頂部にある縫合が未完成で骨を欠いている部分
大泉門 前頭骨と頭頂骨のはさまれた泉門
生後1年半から2年までに閉鎖する
小泉門 後頭骨と頭頂骨とに挟まれた泉門
3ヶ月から半年までに閉鎖される

筋系 筋
横紋筋 骨格筋 所在   随意筋 支配 運動神経
手足、体幹、舌、咽頭、声帯、眼、肛門など
 
心筋 所在 心臓 不随意筋 支配 自律神経
心臓のみにみられる筋組織
骨格筋と構造がよく似ており、横紋筋に分類される
平滑筋   所在  
心臓以外の内臓器官、血管


主な骨格筋とそのはたらき
頭部の筋
顔面筋 頭蓋と顔面の表層にある、薄い板状の小さな筋
皮筋、表情筋とも呼ばれている
咀嚼筋 顔面筋よりも深部にある4つの筋
咬筋と側頭筋が主となる

頸部の筋
胸鎖乳突筋 胸骨上端と鎖骨前端から始まり、側頭骨の乳様突起に終わっている
頭を左右に回したり、曲げたり、顔を上下に向けるはたらきをする

上肢と下肢の筋
三角筋 肩甲骨から上腕骨につながっており、上肢全体を側方へあげる外転筋
上腕二頭筋 上腕の屈側にある
下端は膝蓋腱となって膝蓋骨に達する
下腿三頭筋 下腿後部でふくらはぎをつくる強力な屈筋
下端は強い踵骨権(アキレス腱)となる

体幹の筋 呼吸運動にたずさわる、外肋間筋、内肋間筋、横隔膜
腹壁をつくって内臓を保護し呼吸運動と関連する外腹斜筋、内腹斜筋、腹直筋などがある

顔面筋と表情運動
目を中心とした筋
眼輪筋 眼を閉じるときにはたらく
皺眉筋 眉の間に縦のしわをつくる筋

口を中心とした筋
口輪筋 口を閉じる筋、収縮させると口先が前に突き出す
頬筋 笑う時に一番はたらく筋、咀嚼運動とも大いに関係がある

中枢神経とそのはたらき
脳 大脳、小脳、脳幹に分けられる。
呼吸や循環機能の中枢がある。

大脳
前頭葉―感情、思考、意志などの人間らしさの中枢がある、中心溝のすぐ前に運動中枢がある。
頭頂葉―知覚中枢がある
側頭葉―聴覚や言語の中枢
後頭葉―視覚の中枢

中脳・間脳 自律神経機能を統率しており、下垂体を介して内分泌系の調節も行っている

延髄 呼吸や循環のような生命維持に直接関連する重要な機能だけでなくさまざまな中枢が存在する

脊髄 自律神経の一部や反射中枢が存在する

脳神経
名称 分布 作用
三叉
神経
頭部・顔部の皮膚、鼻腔・口腔の粘膜、 知覚性:頭部・顔部の皮膚、鼻腔・口腔粘膜の知覚および味覚
下顎の筋 運動性:下顎の運動
顔面
神経
顔面筋、舌、涙腺、唾液腺 運動性:顔面運動
知覚性:味覚
副交感性:涙・唾液分泌
舌咽
神経
口腔、咽頭、耳下腺 運動性:嚥下
知覚性:舌・咽頭の知覚
副交感性:唾液分泌
迷走神経 頸部・胸郭・腹腔の内臓 副交感性:気管・心臓・消化管の運動・分泌

自律神経
部位 交感神経 副交感神経
心臓(心筋) 収縮力増加 抑制
心臓 (ペースメーカー) 心拍数増加 減少
血管 (消化器・皮膚) 収縮 拡張
血管 (心臓・骨格筋)  拡張 収縮
唾液 濃厚・少量 希薄・多量
消化管 機能抑制 機能亢進
子宮 収縮 弛緩
瞳孔 散大 縮少
気管支 拡張 収縮
立毛筋 収縮  

神経系の保健
神経痛と神経麻痺 顔の知覚は三叉神経が行っている、三叉神経痛になると顔面の半分が痛む。
顔面神経は運動神経なので、障害されると表情を失う、顔面神経麻痺。

感覚器系
視覚
網膜 感覚細胞である杆状体と錐状体がある
杆状体は明暗を、錐状体は色を感じる。

聴覚
外耳 耳介と外耳道からなる
音は外耳道を通って鼓膜に達する
中耳 鼓膜の内側には鼓室がある
内耳 聴覚を受け持つ蝸牛、平衡感覚を受け持つ半規管(三半規管)や前庭がある。

平衡感覚
半規管(三半規管) 体の回転を知る器官

(三つの半規管が立体構造をとってたがいに直角にまじわっており、管の内部にリンパが
入っている)

味覚
感覚細胞 舌の表面にある乳頭の中の味蕾にある味細胞

嗅覚
感覚器 鼻腔粘膜の上部の嗅部、あるいは嗅上皮にある、嗅細胞である
注意点 順応しやすいこと、不愉快なにおいにも慣れて、すぐに不快感を感じなくなる。

皮膚感覚 皮膚やこれに続く粘膜に分布する知覚神経の終末には、冷覚、温覚、触覚、痛覚などの
皮膚感覚を感知する感覚受容器がある。

深部感覚と内臓感覚
深部感覚 手足の位置や運動、筋の緊張状態を感じ取る
内臓感覚 内臓の痛み、頭痛、満腹感、のどの渇き、尿、便意などの感覚

血液循環の仕組み
心臓 血液を送り出すためのポンプの役目を果たす
胸腔の中央やや左寄りで、横隔膜の直上に位置する
内部は縦の中隔によって左右に仕切られ、さらに上下の二つの部屋に分かれ
上を心房、下を心室と呼ぶ
右心房 大静脈から心臓に戻ってくる血液を受け入れる
左心房 肺静脈から戻ってくる血液を受け入れる
右心室 肺動脈につながる
左心室 大動脈につながる
拍動 自律神経によって調節されている
冠状動脈 心臓に栄養を供給する。大動脈に起始部から左右に2本出ている

血管
動脈 心臓から起こり細動脈に至るまでの血管
静脈 細静脈から心臓に戻るまでの血管
静脈にはところどころに静脈弁がある
毛細血管 細動脈と細静脈の間をつなぐ細い血管

血液の循環経路
大循環(体循環) 左心室→大動脈→動脈→全身の毛細血管→静脈→大静脈→右心房
小循環(肺循環) 右心室→肺動脈→肺の毛細血管→肺静脈→左心房

心臓から出る肺動脈に静脈血が流れ、ガス交換を行って心臓へ帰っていく
肺静脈中に動脈血が流れている

門脈循環 腸間膜動脈→腸の毛細血管→門脈→肝臓の毛細血管→肝静脈
胃や絨毛で吸収された栄養物質は門脈を介して肝臓へ入り、整理、改造、
解毒を受け、人体に最も適した形に再編成されてから肝静脈を介して
心臓に戻り全身へ送り出される。

心臓と血管のはたらき
血圧
血管部位によって違ってくる、動脈は静脈に比べて高いが、心臓に近い大動脈が一番高く
動脈でも末端に行くほど低くなる。 大静脈が一番低い。


収縮期血圧 最高血圧(最大血圧)
 心筋(左心室)が収縮して血液を大動脈へ押し出した時の血圧が高い
  平均110~130mmHg
拡張期血圧 最低血圧(最小血圧)
 心筋が緩んだ時の血圧
  平均65~50mmHg
脈拍 健康な成人の安静時の脈拍は1分間に60~80
心音 心臓が収縮のたびにたてる音、主に心臓内にある弁の振動による
心電図 心臓のわずかな異常をも検出することができる
高血圧 腎臓や内分泌系の病気、動脈硬化症などで起こる
収縮期血圧140mmHg以上、拡張期血圧90mmHg以上

呼吸器系
鼻孔→鼻腔→咽頭→喉頭→気管→気管支→肺

気道 気道を進むにつれて湿り気を受けると同時に、体温近くまで温められる。
上気道 鼻腔、咽頭、喉頭
下気道 気管、気管支、肺
鼻腔 鼻毛は、吸気中のほこりなどの侵入を防ぐのに役立っている。
喉頭 喉頭はその中に声帯がある
喉頭蓋が反射的に周囲の筋のはたらきを受け、自然に喉頭の入り口をふさぎ誤飲を防いでいる。

気管と気管支
肺門 気管支が肺に入る部分

肺の仕組みとガス交換
右肺 上葉、中葉、下葉の3葉に分かれている
左肺 上葉、下葉の2葉に分かれている

呼吸運動
肋間筋 外肋間筋が収縮すると、肋骨が持ち上がって提灯が開くように胸郭が前後左右に広がり空気が吸い込まれる。
内肋間筋が収縮すると、肋骨が下がって胸郭が狭くなり、空気が押し出される。

脊髄神経の刺激で無意識下でも周期的に呼吸運動を行っている。
横隔膜 収縮するとその位置が下方に移動するため、内臓が押し下げられると同時に、胸郭の容積が
大きくなり空気が入ってくる。
弛緩すれば内臓の位置が上がって胸郭の容積が大きくなり、空気が入ってくる。

呼吸運動には、肋間筋のほか、横隔膜も重要な役割を担っている。
胸式呼吸 肋間筋の収縮と弛緩による呼吸
腹式呼吸 横隔膜と腹筋の共同して行う呼吸

呼吸気量 安静時、一回の呼吸で肺に出入りする空気量。
約500ml
肺活量 できるだけ深く空気を吸い込んだ後、十分に吐き出した量。
成人男性 3000~4000ml
成人女性 2000~3000ml

消化器系
消化器系のあらまし
消化管 口腔→咽頭→食道→胃→小腸→大腸→肛門
消化腺 膵臓、肝臓をはじめ、唾液腺などの消化に関係を持つ腺とそれを含んだ器官


口腔
歯 歯冠の表面は骨よりかたくて石英ほどの硬度があるエナメル質で覆われている
歯根はもっと柔らかいセメント質で覆われている
エナメル質とセメント質の内部はゾウゲ質
歯髄は歯根の内腔、神経と血管が入り込んでいる

食道 食塊が入ると蠕動運動を起こし食塊を胃まで運ぶ


噴門 食道に続く胃の入り口
幽門 十二指腸へ続く部分


小腸 胃に続く細くて長い管、全長6.5~7.5m
十二指腸、空腸、回腸、の三部に分けられる

大腸 消化管の最後にある、約1.6m
盲腸、結腸、直腸に分けられる。
盲腸に虫垂が付いている。


消化管のはたらき
機械的消化 食物を歯でかみ砕く咀嚼、口から食物を胃まで送る嚥下、胃や腸で起こる蠕動がある

咀嚼 歯を中心に顎の上下運動を行う咀嚼筋・舌・口腔壁などが協力して行っている。
嚥下 食物が舌の奥へ送られると粘膜がそれを感じて半ば反射的に飲み込みの運動を起こす。

胃腸の運動
蠕動運動 上方にできたくびれが波のように下へ伝わっていく運動
分節運動 ある長さにわたって一定の間隔をおいてくびれができ、すぐにくびれが元に戻るとともに、
それまで弛緩していた部分が収縮してくびれるということを、交互に繰り返して行われる運動。
振子運動 柱時計の振り子のように揺さぶらるはたらきで、腸管が長軸方向に伸縮する。

消化腺とそのはたらき
唾液腺
プチアリンという酵素によってデンプンを消化する。
デンプンを分解する酵素をアミラーゼといい、唾液のアミラーゼをプチアリンという
プチアリンはデンプンを麦芽糖に分解する
胃腺
主細胞がペプシンを、副細胞が粘液を、壁細胞が塩酸をつくって分泌している。
胃液
胃液にはペプシンという酵素と塩酸が含まれている。
ペプシンは強い酸性(pH1~2)のときに作用を発揮する。
タンパク質をペプトンという複数のアミノ酸の結合物であるポリペプチドにまで分解し、
腸でアミノ酸にまで分解する準備を整える酵素。


膵臓
糖質、タンパク質、脂肪の三大栄養素を分解する膵液とよぶ強力な消化液を分泌している。
内分泌腺としてインスリンをつくるはたらきもある。
膵液 アルカリ性で1日0.5~1.5Lつくられ、膵管を通って十二指腸に送られて腸内ではたらく。
アミロプシン
デンプンを分解する

マルターゼ
麦芽糖をブドウ糖に分解
する
トリプシン・キモトリプシン
ペプトンをペプチドにまで分解
する
リパーゼ・ステアプシン
脂肪を分解して、脂肪酸とグリセリンにする。


肝臓と胆汁
肝臓の機能 胆汁の生産と分泌。
血球の生産(胎児時代)と処理(生後)。
血液の貯蔵 血液流量を調節。
解毒作用  血液中の有害物質を分解。 解毒する対象にはアルコールも含まれる。
殺菌作用  血液中の細菌を処理。
栄養物の合成・貯蔵・分解 ブドウ糖をグリコーゲンに変え蓄える。
             アミノ酸をタンパク質に再び作り変える。
体温の生
ブドウ糖はグリコーゲンに変えられ、血液によって他の器官に運ばれ、大部分は肝臓に蓄えられる。

胆嚢 肝臓で作られた胆汁を濃縮してためておく袋。
膵管と合流して十二指腸に開口している。

腸線
エレプシン  ペプチドをアミノ酸にまで分解する。
マルターゼ  麦芽糖をブドウ糖に分解する。
サッカラーゼ  ショ糖をブドウ糖(グルコース)と果糖(フルクトース)に分解する。
ラクターゼ  乳糖をガラクトースとブドウ糖に分解する。
リパーゼ  脂肪を分解する。

胃の病気
胃潰瘍・十二指腸潰瘍 ストレスによる自律神経の失調が主な原因になっている。
ピロリ菌の感染が潰瘍の原因となる。

泌尿器系
腎臓、尿管、膀胱、尿道

腎臓
腹腔の後面、腰の上部に位置している。
脊柱の両側に左右一対ある暗赤色の器官。
形はそら豆形をしている。

膀胱と尿道
膀胱 骨盤内の前後にある袋状の器官、容積は500ml位
尿道 男女で長さが非常に異なり、男性は16~18cm、女性は3~4cmしかない。
男女ともに外部生殖器に開口している。

泌尿器系のはたらき
ブドウ糖やアミノ酸やビタミンといった血漿中の大切な成分は、尿細管中で再吸収されるため尿の中には存在しない。
水分を除く固形成分のうち尿素が圧倒的に多い。
再吸収される尿量は1日150L、99%再吸収されるので1日約1.5L排尿する。
尿のpHは弱酸性(pH5~7)であるが、肉食で酸性、野菜食でアルカリ性にかたむく。


人体とホルモン
消化腺や汗腺が生産する化学物質を導管で直接腺外(消化腺の内腔や皮膚などの体外)に
出す仕組みを外分泌と呼ぶ。
ホルモンを血管内へ放出する仕組みを内分泌と呼ぶ

下垂体(脳下垂体) 脳の中央部から垂れ下がったえんどう豆状の器官。
非常に重要な内分泌腺の一つ。
甲状腺刺激ホルモン 甲状腺にはたらきかけサイロキシンの分泌を促す。
性腺刺激ホルモン 卵胞刺激ホルモンは卵巣を刺激して卵胞の成熟を促進。精巣を刺激して精子の
発育を促す。
黄体形成ホルモン(間質細胞刺激ホルモン)精巣の間質細胞を刺激して男性ホルモンの
分泌を促進する。排卵とその後の黄体形成を促進する。
プロラクチン 乳腺刺激ホルモンとも呼ばれる、乳房の乳汁生産と分泌を促す。
副腎皮質刺激ホルモン 副腎皮質にはたらきかけてコルチコイドを生産させる。
成長ホルモン 骨の成長や体内のタンパク質の貯蔵を促進する。
メラニン細胞刺激ホルモン メラニン細胞にはたらいて、色素の沈着を高める。
バゾプレシン 血圧を上げる。
腎臓の尿細管にはたらいて水分の吸収を促進させる。
抗利尿ホルモンとも呼ばれる。
オキシトシン 子宮筋を収縮させる。
分娩に対して重大な意義を持っている。

甲状腺
サイロキシン 物質代謝を促進させ、エネルギーや酸素消費を増大させ、糖質、タンパク質、脂肪の
三大栄養素を体内代謝に深く影響する。

上皮小体(副甲状腺) 甲状腺の裏側に、小豆の形をして上下に左右一対ずつ4個ある。

パラトルモン 血液中のカルシウム濃度を上昇させ、リンの濃度を減少させる。
(副甲状腺ホルモン) 骨の代謝を調節する。

膵臓 重要な消化酵素を分泌する消化線であるとともに、インスリンを分泌する内分泌腺でもある。

インスリン 体細胞によるブドウ糖の利用を促進し、血液中のブドウ糖(血糖)の量を減少させる
唯一のホルモン。

グルカゴン 血糖値を上昇させる働きをしている。インスリンと拮抗している。

副腎 皮質と髄質に分けられる。

副腎皮質 (糖質コルチコイド)糖分の代謝に深く関係する
グルココルチコイド 炭水化物、脂肪、タンパク質を分解して肝臓中にグリコーゲンを蓄える
ミネラルコルチコイド (鉱質コルチコイド)塩分の代謝に深く関係する。
腎臓の尿細管に作用して、ナトリウムの再吸収を促す。

副腎髄質 交感神経を刺激した際に全身に現れる反応とほとんど同様。
アドレナリン 痛み、恐怖や怒りなどの精神的動揺や緊張により、
交感神経を仲介して分泌される。

精巣と卵巣
精巣 精子をつくると同時に男性ホルモン(アンドロゲン)を生産する。
アンドロゲンの構成物質はテストステロン。
男性の第二次性徴はテストステロンを中心とする男性ホルモンの作用によって発現する。

卵巣 卵子と女性ホルモンをつくる。
卵胞ホルモン(エストロゲン)排卵前の成熟しつつある卵胞から分泌される。
黄体ホルモン(プロゲステロン)排卵後の卵胞(黄体)から分泌される。


ホルモンとそのはたらきの大要
ホルモン 構成物質 作用部位 主要作用
下垂体(脳下垂体) 甲状腺刺激 ホルモン タンパク質 甲状腺 甲状腺ホルモンの 生産
性腺刺激ホルモン タンパク質 性腺 性ホルモンの生産
プロラクチン タンパク質 乳腺 乳汁生産・分泌
副腎皮質刺 ホルモン タンパク質 副腎皮質 コルチコイドの 生産
成長ホルモン タンパク質 体組織 生長
メラニン細胞刺激 ホルモン タンパク質 皮膚 メラニン色素の 増大
バゾプレシン タンパク質 腎臓 水分の再吸収
オキシトシン タンパク質 子宮 子宮筋の収縮
甲状腺 サイロキシン アミノ酸 体組織 一般代謝の増大
上皮小体 パラトルモン タンパク質 カルシウム代謝
副腎皮質 コルチコイド ステロイド 体組織 糖分・塩分代謝
副腎髄質 アドレナリン アミノ酸 交感神経 交感神経類似 作用
膵臓 インスリン タンパク質 体組織 糖分の代謝
卵巣 エストロゲン ステロイド 女性生殖器 月経
プロゲステロン ステロイド 女性生殖器 月経
精巣 アンドロゲン ステロイド 男性生殖器 第二次性徴
松果体 メラトニン アミノ酸 性腺 性ホルモン分泌 抑制


拍手[26回]

PR
Comment
name 
title 
color 
mail 
URL
comment 
pass    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。


カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
フリーエリア
最新CM
[08/07 NONAME]
[05/25 通信生]
[03/06 名無し]
[11/25 通信生]
[09/06 ☆トマト☆]
プロフィール
HN:
ハリー
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
Template by Crow's nest 忍者ブログ [PR]