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主に理容師美容師国家試験の学科対策を中心に… 断言はできないがw
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今日も理容理論の続きでセッティングです。

最後のパーマネントウェーブ用剤は裏表紙にあるものを拾いました、こんなところからも出題されています。

拍手[3回]


ヘアセッティング
    ドライヤーやアイロンなどの熱を使って毛髪を物理的に変化させるセットを
    一時的セットよりは長くスタイルが維持できるので半永久セットという

 基本セット   毛髪に水分や油分などの整髪料をつけて、コームやブラシを用いて整髪する
         主にスタンダードヘアに行われるが整髪料の変化により整髪料のみでいろいろ
         なヘアスタイルが表現できるようになっている

 ドライヤーセット   ドライヤーの熱風をあてブラシやコームで形をつけ、冷やして形を固定させる

 アイロンセット   アイロンのロッドとグルーブで挟みながら110~130℃位の熱を作用させて
          形づくる
          毛髪の水分量に気を付け油類の保護剤などつけて毛髪の損傷を防ぐ
          パーマネントウェーブ用剤を作用させてアイロンをかけることにより
          永久的セットになる

 パーマネントセット パーマネントウエーブ用剤が使用される コールド2浴式が行われている
           1剤の還元作用で毛髪のシスチン結合を切り、カールがついた状態で
           2剤の酸化作用でシスチン結合を元に戻すので、永久的にカールが
           つくようになっている

 ドライヤーセットの注意点
  ①毛髪の水分量に注意する
  ②乾燥した毛髪にドライヤーをかけない
  ③ドライヤーの熱風が頭皮にあたらないように操作する
  ④ブラシで毛髪にテンションをかけたところに熱風を当てるが、長い時間固定しない

 アイロンセット  ストレートに仕上げるセットは、スタンダードヘアの仕上げに用いられる
          カールやメッシュをつくるアイロンセットは、デザインヘアの仕上げに
          用いられる

 アイロンの持ち方 右手の母指と示指でロッドハンドルを支えるように持ち、中指、薬指と小指で
          グルーブハンドルを持ち、小指を内側に入れて開閉の操作をする

  アイロン操作のポイント
    ①お客様の頭部が技術者の胸の位置と同じ高さになるようにする
    ②技術者は両肘を張り、自分の左胸に向かってアイロンとコームを持ち運行する
    ③アイロンとコームは常に平行に操作し、上から下、左から右へ運行する
     先にアイロンをかけた部分を基準にするためと、かけた部分の形を崩さずに
     行うためである。
    ④アイロンの挿入は頭皮に平行に入れ、頭皮に触れないように注意する

    セットに入る前にシャンプーを行い、毛髪の水分量に注意し油をつけて、
   毛髪が損傷しないように注意する

 整髪料の塗布
  ポマードなどの塗布 むらなく根元から均等に塗布する
  チックの塗布    直接毛髪にこすりつけるのではなく、手掌に適量をのばすようにして
            毛髪に塗布するか、またはコームにとり、毛髪を梳かしながら平均にのばす

  ヘアムースの塗布  適量のムースを手掌にとり、少量ずつ毛髪の表面に塗布する
            毛髪を立てるような場合はブラシにムースをとり、梳かすように塗布する

  ヘアリキッドなど  少量を手掌にとり軽く両手に引き伸ばし、毛髪の表面に塗布してのばす

  ヘアミストの塗布  ボリュームをつけたい部位の根元側に、皮膚には付けないようにして
            毛髪にふきつける

 整髪料によるスタイリング
  ヘアワックス   油分が少なく、べとつきがない 自然なつやや質感を出す
           スタイリングがしやすい
           毛束感をつくる、毛の流れをつくる、毛先に動きをつくることに向いている
           手掌によくのばして使う 毛束を浮かせたい場合はその毛束だけにつける

 スプレーワックス&フォームワックス  
          ワックスの特徴を生かしながら、スプレーやフォームに形状を変えて
          目的に合わせ 使いやすくしたもの
          セット力は弱い

 ヘアムース    重量が軽く、ヘアスタイルの空気感を失うことなく全体につけることができ
          使いやすい
          ワックスに比べると油分が少ないので、乾いた後は硬い感触になりやすい
            形をつくる場合はウエット状態でつけてから乾かしていく

 ヘアジェル    水性ベースの個体なのでウエット感が出る 
          ホールド力が強いものが多い
          乾くと硬さが出る
          髪を固める、形をキープする力が強い
          つやを出す、ウエット感を出すのに向いている
          ジェルは乾くと固まる、ウォーターグリースタイプは乾かずウエット感が持続
          乾いた後は崩れてしまうこともあるので触らない


レディースヘアのスタイリング
 ブラシ・ドライヤー・ヘアアイロンなど様々な用具を使用して求められるスタイルを作り上げていく
  毛髪の長さを利用して様々なカールや、流れ、動きボリュームを表現できる
  ブラシワークや過度な加熱には十分気を付けなければ毛髪を損傷させる原因にもなりかねない

 ブローによるスタイリングの基本
   器具は、毛髪の量や質、求めるスタイルに応じて使い分ける
   濡れた毛髪を7、8割乾かすプレドライを行う
   毛髪の保護やコンディションを整えスタイルを長持ちさせるため下地剤をつけるとよい
   癖毛やダメージヘアは乾きやすいのでオーバードライになり、形がつかずつやもなくなり
   大きなダメージを与える

 ハンドドライヤー・ブラシの使い方
   ブラシは毛髪を「支える」はたらきもする
   ブラシをストランドにあてた反対側からドライヤーの温風をあてる
   毛髪の根元から毛先へブラシと連動して移動させる
   温風はキューティクルを傷めないように毛髪の元から先に向かうようにあてる
   ブラシはテンションをかけながら求める形に合うよう毛先のほうへ抜いていく

 アイロンによるスタイリングの基本
   高温になるアイロンが直接毛髪に触れることから熱による損傷を避けるための
   保護剤のようなものをつける必要がある

 アイロンによるスタイリングの一例
   根元から均一なカールを必要とする場合はロッドに毛髪の根元から巻きつけていく
   カール表現の必要な部分をロッドとグルーブで挟み必要な長さを巻き込んでいくとよい

パーマネントウエーブの考え方
  パーマネントウエーブをかける際の条件
    ①毛髪・頭皮を傷めないこと。
    ②形がよく長持ちすること。
    ③崩れにくく復元しやすいこと。
    ④個性的な表現ができること。

パーマネントウエーブ用剤の種類と特徴
 パーマネントウエーブ用剤  チオグリコール酸系、システィン系、1浴式、2浴式、
               コールド式、加温式などがある
               pHも酸性、中性、アルカリ性のものがある
               2剤は同一規格で臭素酸ナトリウム、臭素酸カリウム、
               過ホウ酸ナトリウムを主剤とするものと、
               過酸化水素水を主剤にするものがある

  コールド2浴式  主に還元剤はチオグリコール酸 市販されている用剤のほとんどを占める
           主に還元剤はシステイン 日本独自の製品 仕上がりが自然 損傷毛に適する 
  加温2浴式    還元剤はチオグリコール酸 成分やpHの基準はコールド式に比べ低い
           還元剤はシステイン ウエーブ形成力を加温により補う

  コールド1浴式  還元された毛髪の酸化を空気中の酸素により行い2剤を使用しない
           ウエーブ形成力は弱い

  第1剤用時調整発熱2浴式 1剤を使用直前に混合する 混合時の発熱でウエーブ形成力を高める

 縮毛矯正剤
  加温2浴式    加温は60℃以下 低温のアイロンなどで加温して伸ばす 粘性有
           加温は60℃以下 180℃以下の高温整髪用アイロン使用 粘性有

  コールド2浴式  放置は室温 高温整髪用アイロン使用 
           放置は室温 パネルなど使用禁止

  2剤は同一規格  1浴式を除くすべての1剤に共通で使用できる
           臭素酸ナトリウム、臭素酸カリウム、過ホウ酸ナトリウム又は
           過酸化水素水

コールド2浴式パーマネントウエーブ
  還元作用(1剤の作用により自然毛を還元毛にする) 
      チオグリコール酸塩から発生した水素が作用し開鎖して結合が切れる

  テストカール(可塑性が得られたかどうか調べる)
      可塑性が得られた還元毛はロッドに癖のとおりになっている

  中間酸リンス(毛髪表面の1剤の除去など)

  酸化作用(2剤の作用により元の自然毛に戻す)
      2剤から発生した酸素が作用し、毛髪が変形された状態で
      シスチン結合が閉鎖して再結合する

その他のパーマネントセット技術
     ロッドの代わりにアイロンを用いたり、コーミングやブラッシングなど、
     熱やテンション等を加えることにより
     毛髪に変形を与え、固定する技術がいろいろ開発されている

 アイパー    加温2浴式の用剤を使用 平型アイロン、細丸アイロンでストレートの状態にする

 アイロンパーマ  丸型アイロン、多角アイロンでカールやウエーブをつける
   アイロンパーマの場合は毛髪が濡れているときは伸びた状態で、乾くにしたがって
         カールやウエーブが強く現れる

 ストレートパーマ  かかっていたウエーブを落とすウエーブ伸ばしと、縮毛矯正技術がある
           パネルなどの上で伸ばす方法と180℃以下の高温整髪用アイロンで伸ばす
           方法がある

形状記憶デジタルパーマ
  ロッドの温度をコントロールしてかけるパーマ
    デジタルにより温度管理が容易になった温熱ロッドを使用する。
    薬剤は加温式のチオグリコール酸 システイン
    原理はアイロンパーマと同じでぬれているときはカールは出ていないが
    乾くに従ってカールが出てくる
    主にロングヘアの巻き髪をつくるのに用いられる

パーマネントウェーブ用剤品質規格
  コールド2浴式(チオグリコール酸)
   市販されているパーマネントウェーブ用剤のほとんどを占める
   pHやチオグリコール酸濃度によりハードタイプからソフトタイプまで幅広く用いられている

  コールド2浴式(システイン)
   システイン濃度3.0~7.5%
   毛髪内タンパク質の流出が少なく損傷修復作用を持つ
   日本独自の製品で、仕上がりが自然で感触にすぐれているので損傷毛に適する

    加温2浴式(チオグリコール酸)
   チオグリコール酸濃度1.0~5.0%
   基本的にはコールド2浴式(チオグリコール酸)と同様、施術時に加温機器を用いる
   成分やpHの基準はコールド式に比べて低めに設定されている

 加温2浴式(システイン)
   システイン濃度1.5~5.5%
   システイン系コールド2浴式のウェーブ形成力の弱さを加温操作により補うもの
   加温式シスパーマと呼ばれる

 コールド1浴式
  チオグリコール酸濃度3.0~3.3%
  1剤によって還元された毛髪の酸化を空気中の酸素によって徐々に行い2剤は使用しない
  チオグリコール酸濃度、pH、アルカリなどの規定幅は狭くなっている
  ウェーブ形成力は弱めなので、細めのロッドを使用する


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